生姜の栄養成分

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生姜の成分

生姜のすごい栄養成分

生姜には、さまざまな栄養成分が含まれています。

 

 

その中でも重要な生姜の栄養成分が、
ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、精油成分です

 

 

これらが、生姜のすごい効果・効能をもたらす栄養成分なのです。

 

 

ただし、生姜のすごい栄養成分は
正しい摂取をしなければ逆効果になる恐れもあります。

 

 

そのため、生姜に含まれている栄養成分の中で、どの栄養成分が必要なのか、
また生姜の栄養成分をどのように摂取したらいいのか、成分ごとに見てみましょう。

 

生姜の摂取方法

 

 

@ジンゲロール

ジンゲロールとは、ファイトケミカルの一種で、
生の生姜に多く含まれている辛味成分のひとつです。

 

生姜に含まれる代表的な有効成分であり、
ジンゲロールは生姜を加熱させたり、乾燥させると、ジンゲロンやショウガオールへと変化します。

 

ジンゲロールは生の生姜に多く含まれている成分で、
殺菌作用、免疫細胞を活性化、胆汁の分泌を促進、抗炎症作用、
冷えを改善、吐き気や頭痛を抑える作用、老化を防ぐなど様々な働きを持っています。

 

また、この成分は酸化しやすく、空気に触れて約3分後には減少します。

 

よって、ジンゲロールを摂取する際には、生姜に熱を加えたり、乾燥させず、、
食べる直前にすり下ろすことで、より効果的にジンゲロールを摂取することができます。

 

ちなみに、ショウガオールに比べ、免疫力の向上効果は高いので、
病気の予防をしたい方は、生で摂取するようにしましょう。

 

ただし、冷え性の方は、生の生姜の摂取に気をつけなければいけません。

 

生姜は生のまま食べると、解熱作用により、
冷え性の方の体を、さらに冷やしてしまう恐れがあるのです。

 

そのため、冷え性の方は加熱するか、乾燥させた生姜を摂取しましょう。

 

 

Aショウガオール

ショウガオールは辛み成分で、ジンゲロンと同様に、
生姜を乾燥したり加熱した時に生産される成分です。

 

ジンゲロールを加熱すると、徐々にショウガオールに変化し、
約60度で成分は半々、約100度ではショウガオールの割合が多くなります。

 

ショウガオールは血行をよくして体を温める効果のほか、
殺菌作用、ガン細胞の増殖を抑制、活性酸素の除去、
中枢神経系の調整作用など様々です。

 

ジンゲロールに比べ、体を温める作用が強いことから、
冷え性の改善には、味噌汁やスープに加えたり、
乾燥させてから摂取するのが望ましいでしょう。

 

ショウガオールの体を温めてくれる効果は、
約3時間程度は続くので、冷え性以外にも、肩こりやむくみなどに良いです。

 

Bジンゲロン

生姜の主成分であるジンゲロールを
加熱したり乾燥したりすることで生成されるのがジンゲロンという成分です。

 

ジンゲロンには、血管を拡張し、血行促進する効果や血圧を安定化、
新陳代謝の向上、脂肪燃焼を促進、発汗作用などの効果・効能があります。

 

ダイエットや成人病の予防に効果を発揮します。

 

 

C精油成分

生姜の皮の部分に含まれている芳香成分で、約400種類以上もあります。

 

ジンギべロール、ピネン、シトラールジンギベレン、ネラールなどいろいろあります。

 

生姜の精油成分には、健胃作用、腰痛、風邪、吐き気、
発汗、利尿、解毒、むくみの改善など様々な効果・効能があります。

 

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