生姜と腰痛・ヒザ痛
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生姜と腰痛・ヒザ痛の関係
生姜は、冷えからくる腰痛・ヒザ痛の予防や改善に効果があります。
腰痛・ヒザ痛などの関節炎は、冷えだけでなく、様々な原因で関節に負担が掛かり、
そのために炎症がおこったり、痛みがでたり、熱を持って腫れたりする病気です。
腰痛・ヒザ痛などの関節炎は老人の病気だと思われてますが、
冷えからくる腰痛・ヒザ痛は、年齢に関係なく起こる病気でもあります。
腰痛・ヒザ痛などの関節炎の発症の原因は、
怪我、運動不足、加齢による関節の磨耗、遺伝、冷え、栄養不足などです。
腰痛・ヒザ痛の種類
・荷重痛
関節軟骨の摩耗が原因で、関節に体重がかかったときに起こる痛み。
膝関節、股関節、足関節に起こりやすい関節痛です。
・寒冷痛
気温の変化により、冷えてくると関節に感じる痛み。
・自発痛
じっとしていて、関節を動かさないのに感じる痛み。
・圧迫痛
関節炎を起こしている関節を押すと感じる痛み。
・運動痛
関節を動かしたときに出る痛み。
関節を少し曲げていると痛みが緩和するのが特徴。
・心因痛
関節炎や損傷がないのに感じる痛みで、
神的なストレスなどが原因とされています。
・阻血痛
関節の周囲の血行不良により、痛み物質である
プラスタグランジンの停滞や酸素不足が原因で起こる痛み。
生姜と腰痛・ヒザ痛の改善
様々な腰痛やヒザ痛の原因がありますが、
一般的に言われるのが、下半身の筋肉の衰えからくる冷えです。
下半身の力の低下のことを、漢方医学では「腎虚」といいます。
また、女性の場合は下半身が冷えやすく
腰周りやヒザのまわりの筋肉が衰えやすいため、腰痛やヒザ痛になりやすいのです。
ちなみに、お風呂に入ると、膝や腰の痛みが楽になる場合、
間違いなく、冷えからくる腰痛・ヒザ痛だと考えられます。
また、冷えをもっている方の多くは、意外と太っている方です。
太っている方は、冷えからくる腰痛・ヒザ痛と阻血痛、
体重とそれを支える筋肉の不足からくる荷重痛があります。
冷えからくる腰痛・ヒザ痛に関しては、生姜を摂取するようにしましょう。
生姜を摂取することで、間接周りの血流がよくなり、
痛み物質であるプラスタグランジンを押し流してくれます。
また、関節の患部の血流がよくなると、
患部の回復や再生に必要な栄養や酸素が効率的に供給されます。
さらに、生姜には鎮痛、消炎作用があるため、腰痛・ヒザ痛に有効です。
生姜と腰痛・ヒザ痛の対策
@生姜風呂で半身浴
生姜風呂は、血行が促進され、全身の新陳代謝が活発になります。
すると、腰痛やヒザ痛の患部の血流がよくなり、
痛み成分であるプロスタグランジンが代謝され、痛みが緩和するようになります。
また、白血球の働きがよくなり、免疫機能が向上します。
ちなみに、利用する生姜は、生の生姜でも、乾燥生姜のどちらでもOKです。
生姜風呂の効果・効能
・冷え性の予防、改善(保温効果)
・保温効果
・発汗作用
・風邪の予防
・神経痛、腰痛の緩和
・疲労回復効果(筋肉痛改善)
・肩こりの解消
・血行促進
・新陳代謝の促進
A生姜、玉ねぎ、人参の組み合わせ
玉ねぎには、硫化アリルが含まれており、
血液をサラサラにすることから、動脈硬化、脳卒中、
心筋梗塞などの生活習慣病を予防したり、血圧を下げる効果があります。
また、血行促進作用もあるので、冷え性の改善にも役立ちます。
人参は、「陽の食材」とされ、生で食べても体を温める効果があります。
また、人参には下肢を強くする働きもあるとされています。
B生姜、山芋、酢の組み合わせ
山芋は漢方薬としても利用されるほど、
さまざまな効果・効能があると言われています
山芋は、新陳代謝を活発にする効果があり、
血行不良や冷え症などの症状の改善によいとされています。
また、山芋に含まれるカリウムにより、
高血圧の予防、筋肉の収縮を促す働きもあります。
また、アルギニンも豊富なので、疲労の回復にも最適です。
酢に含まれるクエン酸には、 疲労回復、筋肉痛の防止、
血液の酸性化を抑制、血流改善、ミネラル吸収促進、美肌効果があります。
また、クエン酸は体内の乳酸を分解して、新陳代謝を助ける働きや、
血液をサラサラにしてくれることから、体を温めることができます。
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