生姜とむくみ
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生姜とむくみの関係
生姜はむくみの解消に効果があります。
むくみは、女性に特に多く、女性の悩みのひとつでもあります。
むくみは、血流やリンパ液の流れが滞った場合に、
水分が何らかの原因によって、全身あるいは身体のある部分に留まってしまう症状です。
むくみは、医学用語では「浮腫(ふしゅ)」と言いますが、
実際のところ多くの場合、病気では無いケースがほとんどです。
しかし、むくみを放っておくと、病気のきっかけになる場合や
もしくは、隠れている病気を見逃してしまう場合もあります。
むくみが起こる原因として、以下のことがあげられます。
全身のむくみの原因
・塩分、糖分の過剰摂取
・冷え
・ストレス
・寝不足
・運動不足
・栄養不足
・生理
部分的なむくみの原因
@足のむくみ
・たちっぱなし、座りっぱなし
・女性の場合、ヒールの高い靴
A顔のむくみ
・アルコールや塩分、水分の過剰摂取
・寝不足などの生活習慣の乱れ
・サプリメントの取りすぎ
・冷え
・栄養不足
・慢性疲労
むくみから考えられる病気
@腎性浮腫
腎臓の異常により生じるむくみで、顔や手足にむくみの症状が現れます。
腎性浮腫が症状として現れる病気には、「急性糸球体腎炎」や、
「ネフローゼ症候群」、「糖尿病性腎症」などがあります。
A心性浮腫
心臓の機能が低下することで生じるむくみで、むくみが全身に及ぶこともあります。
心性浮腫が症状として現れる病気には、「慢性心不全」や「肺性心」などがあります。
B肝性浮腫
肝臓の機能の低下によって起こるむくみです。
肝性浮腫が症状として現れる病気には、「肝硬変」があげられます。
C内分泌性浮腫
「甲状腺機能低下症」にともなって現れるむくみがあります。
D栄養障害性浮腫
偏食などでビタミンB1が不足しているときに現れることのあるむくみです。
栄養障害性浮腫で考えられる病気には、「メネトリエ病」、「蛋白漏出性胃腸症」、
「ビタミンB1欠乏症」などがあげられます。
この他にも、静脈の血行不良による静脈性浮腫や、
リンパの流れが妨げられることで生じるリンパ性浮腫、妊娠中毒症でなどがあります。
生姜でむくみの改善
むくみにも様々ありますが、一般的には、血行不良によるむくみが多いとされています。
むくみは余分な水分が体内に大量に溜まっている状態で、
夕方に足がむくむという人は、上半身に溜まった水分が
時間の経過とともに下がってくるのが原因だとされています。
ちなみに、女性に足のむくみが多いのは、
男性に比べて、ふくらはぎの筋肉が発達しておらず、
水分を上半身に、上手に押し上げる事ができないからだとされています。
また、女性は冷えの影響もあって血行が悪くなりやすく、
さらには、ホルモンの影響によってもむくみやすい体質なのです。
また、水太りといわれる場合、体内に溜まった水分が冷えの原因となり、
その冷えが代謝を悪くしてしまい、むくんで、また太るという悪循環になります。
このむくみや水太りの改善には、生姜が効果的だとされています。
水太りの原因ともなるむくみをを改善するには、
生姜で体を温めて血行を良くし、汗や尿で水分を排出することが必要です。
むくみを改善するための生姜の摂取方法は、
生姜を加熱もしくは乾燥させてから摂取する必要があります。
生姜を加熱・乾燥して摂取したほうが、
血流を促進するショウガオールの成分を多く取り入れることができます。
生姜とむくみの対策
@生姜、唐辛子、らっきょうの組み合わせ
らっきょうには、硫化アリルという成分が含まれ、
血流促進、発汗、利尿作用があり、水分代謝を促進してくれます。
また、唐辛子に含まれるカプサイシンが体を温めて血行を良くしてくれます。
生姜を併せることで、発汗、利尿、温め作用がパワーアップします。