生姜と風邪・インフルエンザ
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生姜と風邪・インフルエンザの関係
生姜は風邪やインフルエンザの予防に効果があります。
誰しもが経験のある風邪やインフルエンザ。
毎年毎年、なんかわからないけど風邪やインフルエンザにかかってしまう方、
ひどい場合では、2ヶ月に一回は必ず風邪っぽい症状が出てしまう方。
そんな方は、確実といっていいほど免疫力が低い方です。
基本的には、通常の免疫力を持っている場合、
風邪をひいたとしても完治すれば、6ヶ月間は抗体を持っているため
よほどのことが無い限り、風邪（インフルエンザを除いて）をひくことはありません。
ところが、6ヶ月以内に風邪を繰り返す場合、免疫力の低下が疑われます。
この免疫力の低下は、風邪だけで済めばいいのですが、
結果として、ガンなどの大きな病気の原因にもなる可能性があります。
そのため、風邪やインフルエンザにかかりやすい方は気をつけてください。
この風邪やインフルエンザの予防に生姜が効果を発揮します。
風邪とインフルエンザの違い
風邪とインフルエンザは、似ているようですが異なる別の病気です。
風邪とインフルエンザでは、原因となるウイルスが異なります。
風邪の症状は、のどの痛み、鼻みず、
くしゃみや咳などが長く続き、全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、微熱程度ですむ場合も多いです。
風邪は、病原体（細菌やウイルスなど）の感染や、
急激な温度変化や疲れ、内蔵機能の低下などの原因でなる場合もあります。
インフルエンザは、風邪の病原体とは違い、
インフルエンザウイルスの感染でおこる病気です。
インフルエンザウイルスが感染すると、
1～3日間の潜伏期間を経て、突然の高熱を発症します。
インフルエンザは、突然の高熱、全身のだるさ、
筋肉関節の痛みをともなう全身症状の強い病気です。
高齢者では肺炎、小児ではひきつけや脱水症、
急性脳症などの重篤な合併症を起こすことがあります。
さらに、インフルエンザは重症化すると死にいたることもある病気です。
生姜と風邪・インフルエンザの対策
一般的に、風邪やインフルエンザの原因は、免疫力が低下だといわれています。
免疫力の低下は、冷えだけでなく便秘や下痢などの腸内環境の悪化や、
血行不良による自律神経の乱れでも起こります。
これらの免疫力の低下の原因の改善に、生姜が最適だといわれています。
生姜による免疫力の向上には、2通りの摂取方法があります。
冷え性をともなわない場合は、直接敵に免疫力をあげるために、
生姜を加熱や乾燥させないで、生の状態で摂取するようにしましょう。
生姜は生の状態であれば、免疫力を上げるジンゲロールが多く摂取できます。
また、冷え性の方や血行不良のある場合、体を温めたり、
血行をよくするのであれば、生姜を加熱や乾燥させて摂取するようにしましょう。
生姜を、加熱や乾燥させて摂取すると、
体を温めたり、血行を促進するショウガオールという成分を多く摂取できます。
また、生姜には殺菌作用がありますので、
風邪の菌やインフルエンザのウイルスの殺菌にも一役買ってくれそうです。
生姜と風邪・インフルエンザの対策
①ネギ、生姜の組み合わせ
ネギにはアリシンという成分があり、温める作用や発汗、利尿作用がありあます。
また、アリシンは強い抗菌作用を持っており、食中毒の予防に効果があるとされます。
そして、生姜と併せることで、さらに抗菌作用が強くなります。
生の生姜とネギを併せることで、血行改善や免疫力アップも期待できます。
②生姜、日本酒の組み合わせ
日本酒は体を温めて、血液循環を良くする働きがあります。
日本酒は米や米麹を発酵させて作りますが、
その製造工程で「アデノシン」という成分が含まれるようになります。
アデノシンには血管の収縮を妨げる効果があるため、
日本酒飲んだ後でもしばらく血管が拡張したままになります。
結果として、体がポカポカ状態を保ったまま、温かさが持続できるのです。
これに生姜が加わると、さらに温め作用は倍増します。
また、日本酒には疲労回復、リラックス作用があります。
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